観てきました・・・・
ということで、週末に・・・
映画「エンロン:スマーテストガイインザルーム」
映画館、入ってびっくり。ちょーーちいさいミニシアアター。こんなしぶい映画誰がみるんかなーと思っていたら、劇場もきちんとサイズ考えてあるのね。
で、内容。
会計虚偽について多くを語っているのかと思ったら、多くは電力系(特にカルフォルニア電力不足)と異様な年金運用とその末路、そして主要人物を掘り下げるという形になっていました。正直、むずかしいところがあって後1回はみないと・・・だけど・・・非常に参考になりました。これビジネススクールなんかでもよい教材になりそうなところが沢山ありましたねー。
特に倫理関係でしょうか?(うちの学校はなんだかわからないけどこの手のジ授業が多い・・・・)それから・・・もちろん内部告発者のあの鉄の女と呼ばれている方ももちろん出演されております。公聴会での模様・・・ なかなか興味深いです。日本ではこういう姿・・・みることあるんでしょうか?ということで、過去に47thさんがおっしゃっていたアメリカの社会にはこういうシステムがあって、告発した人も守られるんだな、というのを再度確認することができます。
しかし、元エンロン社員っていうのがみんなキャラクター濃いし・・・。
別の濃さではあきらかに彼というか、彼女?が・・・ピンクのアイメークと白目の口紅つけておられたり、ほお紅が。。。ある意味釘付け。もちろん証言はすごい大切な役割を果たしております。この中の一人、IR担当者は破綻した日について回顧。30分でビルから出なくてはいけなかったそうで、「そう、まるで沈没するタイタニック。10分で荷物をまとめて、みんなでお互いお別れをいってビルをでなくちゃいけなかった。まさにタイタニック号よ・・・」と涙目で述べる辺りはちょとした大女優(?俳優)さん真っ青という感じで非常によく当日の社員の様子が伝わってきました。それから、本社があったテキサスヒューストン地域の牧師さんは「今でも元社員のカウンセリング、していますよ。」と、意外な面からの証言も盛り込まれております。
それから各所にトレーダー根性がよく描写されておりまして・・・・笑ってはいけないんだけど、カルフォルニアで山火事が起きて、送電する施設もやられそうになってる情報を聞いた電力トレーダーたちの会話(記録されている。トーレーディングを残すために)
「あっはは〜!燃えてるよ、燃えてる(バーン)!!素晴らしい!(ファンタースティク!)美しい!(ビューティフル!)」
と高笑いと共に山火事が流れておりました・・・。そうだね・・・。そうかな・・・・?
きっとこの前のロンドンのテロのときも、関係者はテロ事態を心配するのはもちろんですが、まずは「どう市場が動くか」をそれをとっさに考えるもので、国際関係の学生/関係者は外交や今後の国際関係への懸念をまず、シュミレーションされておられるのをみて・・・ほぉぉぉおおおお、と思いました。
ただ、それがいきすぎると命を落とすことにもなるんでしょうが・・・。
セプテンバー11では勝機!ということで1棟目が倒れても「売り売り!」と崩壊するビルの中で続けたトレーダーが逃げ遅れて多数なくなられている・・・と聞いた事があります。(理由はそれだけではないかもしれませんが)
ちなみにこの映画、エンロン。会計の件については「ハイポセシス(アナリシス)アカウンティング」と命名されておりましたが、これって聞いた事ないけど・・・なにぃ?ハイポセシス?予測すんのか?ここをもう一度観たい。それから、エンロンだけ悪者になってるけど、「弁護士は!会計士は!それからそれを知ってた銀行たちも同罪だ!」という側面もさりげなくクローズアップされております。あとはネタばれになるので(って知ってる事件だから目新しい事はないけど)この辺で。
ということで、サンダンス映画祭にも出品されたそうなので日本でみることもできるかもしれないですね♪NHKとか?沢山、本も出ていますが、「たるー」という方・・・でも、エンロン事件ってなに?と思われたかた。もし、見かけたら是非!ドキュメンタリー映画です。
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Comments
>こんなしぶい映画誰がみるんかなー
この紹介見て、「ぜひ見たい」と思った私はやはり少数派なのでしょうか。
検索かけて調べてみたのですが、今のところ日本での上映予定はなさそう。ちょーーちいさいミニシアアター結構。なんなら某駅前シネサロンでぜひやってほしいものです。
Posted by: KOH | July 20, 2005 at 09:42 AM
もちろん、Kohさんは「見たい!」とおっしゃるだろうなーと思ってましたよ・・・ふふふ。
5、60席のミニミニシアターなんですが、公開から1ヶ月以上たった今は地元では最終回9時の1回上映だけです。で、満席。みんな「こんなの金曜の夜に見ないよねー」みたいに入ってきて、ところが、込んでるのでお互いにびっくりしているという感じでした(笑)みんな自分が少数派だと思ってはいってきてるので(笑)ということで、興行成績も徐々に伸びているようです。
サンダンス映画祭には今年出品されたそうなので、これから世界公開(?)でしょうか?シネサロン・・・。あそこももっと世界の名作を上映したらいいのになーと思う事多々ありますけどね、こんなのやったらおもしろいのに♪うちの母も時々行っております(笑)
Posted by: にょぶろ | July 20, 2005 at 09:56 AM
ブログにも書いたように私はぜんぜん金融もビジネスも関係ない分野の人間ですが、なかなかおもしろい映画でした~
ほんとにぜんぜん別世界っていうか、トレーダーの方々の思考回路、すごいですね……。The Corporationもそうでしたが、まあこういう方々がアメリカの経済を支えているというのも事実な訳で、あまり普段は目にしない現実を目の当たりにしたって気分でした。それにしてもすごい(汗
Posted by: Nao | July 23, 2005 at 11:51 AM
Naoさん
コメントありがとうございました。えっと、彼らのような人たちが我々の貯金とかつとめてる方は年金とか・・を運用しているわけですよねー。ということで、別世界でありつつも細い糸でつながっているわけですかねー・・・私たちと?
コロラドだとどうしても「ドンパチ」ものとか、「トエっっ!!(戦闘/ボクシング)」ものとか「クールッ!」、みたいなハリウッド大作品ばかりで小さな良品をみるのが難しいんですよ。ヨーロッパあんて、もってのほが・・・。
ということで、こういう映画がみれて個人的にはうれしかったんですが、よさそうな映画その他、またぜひ。ご紹介ください。
Posted by: にょぶろ | July 27, 2005 at 03:45 PM